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旅立ち

  • Keikoic
  • 2017年8月8日
  • 読了時間: 2分

New York / UWS / rainy

いよいよニューヨークの生活が始まる。「始まる」というより「始める」というのが正しい。

ニューヨークに暮らすことを思い立ち、そして現実的に準備を始めてからも、既に随分長い時間が経った。

この間、自分の覚悟の程や準備の過程を実家の母にも逐一共有していたので、すっかり送り出す心の準備はできているのだろうと高をくくっていたが、見送りの空港で泣かれた。

元来畏れ知らずで、新しい環境に飛び込む時にさほど不安は感じない私。唯一気がかりなのは、心底娘(幾つになっても😊)を心配し、唯々無事を祈ってくれる母の気持ち。

その後、飛行機の中で開けたメールの文面には、「乗り出した船、しっかり頑張ってきてください。いろいろ考えると寂しく悲しくなるから、体には気をつけてください。よい便り待っています。」と、気丈なメッセージをくれていたので、それがフリだけでも一安心した。ところが、「空港から戻って家で一人になったら、それまで蓋をしていた色んな思いが込み上げてきて、息ができなくなってどうしようかと思った」と、後で聞かされる。これは重症😓。

さらに続けて、「辛くなったらいつでも帰っていいねんで!」と、優しい言葉をかけられる。そうなると、こちらは、性分的に、ますます弱音を吐けない。

大丈夫です。自分で決めたことをやってみることこそが意義であり、何より幸せと感じる事で、結果はどうであれ、本人は納得なのです。チャレンジできる健康と、自由意思を尊重する深い愛情を与えてくれて、ありがとう、と言いたい。

ブログは、キラキラ・ノリノリの楽しいものにしようと思っていたので、最初の投稿に相応わしくないかもしれないが、初心を正直に書いておいた方がよいと思った。

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